El Diario Del Bufón Del Rey Lear

元リアの道化による独り言とか。

手帳

手帳が使えない。

 

初めての手帳は中学生に上がる年、親に買ってもらった。白い合皮? の表紙で毎月違う花柄だったと思う。その手帳が好きだった、最初は。

 

でも、手帳って何を書くの?

 

授業は時間割を見ればいいし、部活もほぼ組み込まれている。ということで結局毎年手帳は買うけど全く使わないまま大学生になった。

大学生になったらさすがに少しは手帳を使ったように思うけど、講義の時間割は割とすぐに暗記するしバイトは固定シフト。サークルも判で押したようなスケジュール。ほとんど手帳に書くことはない……。

多分手帳に書いたのは半ば強制的に習っていた指揮法のレッスンの予定、法事なんかの家族行事、高校の友達と会う約束、それから就活ぐらい。

 

正直iPhoneのデフォルトのカレンダーで事足りる。映画の半券とか美術館のチケットを取っておくタイプじゃないのでいつか捨てるし感想とかメモる習慣もない。日記は別に新潮社のマイ・ダイアリーに書いているから必要ないし。

 

社会人になってだいぶたった今でも手帳は使えていない。そう言えば一度タイムマネジメントの研修でこんなグループワークがあった。

「貴方の手帳自慢をしてください」

……余計なお世話だっつーの。

 

そもそも手帳に書く習慣がないから手帳を開かない→書かない→書いてないから開かない→ますます書かなくなる、の繰り返し。

携帯に依存しまくっているからどこかで紙に書いて置かないとデータが消えたときに泣くのは分かっているんだけどね。

 

あと、少し思ったのは私意外と記憶力がいいので書かなくても予定をあんまり忘れないから書かないのかなって。

 

でも毎年、10月過ぎから売られる手帳を見ると欲しくなるし「今年こそ手帳を活用するぞ」って思う。