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El Diario Del Bufón Del Rey Lear

元リアの道化による独り言とか。

宗教と私

小学生の時、理由は忘れたが母親に教会学校に入れられた。同じ小学校のクラスメートが意外に多くて最初はびびっていたのに結構楽しかったのを覚えている。ちなみに聖書の話は遊びながら覚えたので、この時のクラス担任の力は大きいと思う。

 

これまた母の意向で中高一貫の私立に入れられた(姉も妹も私立の中高一貫だったから、今思うとうちの父親ってかなりの高給取りだったんだよなあ……)。3人とも別々の私立だったけど共通するのはキリスト教系だったということ。「心の中に神様を持ってほしい」と母は後にその理由を語ってくれた。まあミッションに通っていたけれど私の思春期は結構ひどくて、隠れてODしたりリストカットしたりと両親を心配させていた。神様なんているのかなって思ったことも一度や二度ではないけど、どうにか卒業した。

 

大学に入り、語学研修でスペインに行かせてもらった。そこでホームステイをしたんだけど、アメリカ人の男性二人と一緒。しかも二人ともなかなかイケメンで私はそのうちの一人に一目惚れした。

「¿De dónde eres?(どこから来たの?)」

「Soy de Utah(ユタ州だよ)」

自己紹介の時にまさかの告白。ユタ州って……! そう、その次の日の朝

「宗教上の理由で僕達コーヒー飲めないんだ」

「宗教?」

モルモン教

やっぱりか!!!

 

大学もキリスト教系だった私には何でも相談できるスペイン人の神父がいたので、帰国後聞いてみると

モルモン教徒じゃなくてもモルモン教徒と結婚はできるけどね……」

と言われたのを覚えている。

 

その後、インカレで来ていた2歳年上の彼氏ができた。この彼氏、「仏教徒だから」と言っていたのだけど、最初のデートで連れていかれたのはその『仏教』の本拠地。場所を書くと身バレになりそうなので控えるけど、正直ドン引きした。でも元演劇部、そこは顔に出さなかったけどさすがに

「入信してください」

……はい?

「道化ちゃんが入信してくれると俺の階級が一つ上がるんだ」

知らんがな!!!

 

この時も神父様に聞いてみると、

「それはカルトじゃない?」

と言って、

「彼の優しさは道化が好きだからか、宗教に入ってほしいからか見極めた方がいいよ」

と忠告してくれた。

 

まあ結局この宗教が原因で彼とは別れた(しかも超マザコン……)。この時は泣いて泣いて大変だったけど、まあ今となってはネタ提供ありがとうっていう感じ。ちなみにこの彼のことを相談していた友達の一人は別の宗教だった。

 

その後、エ○○○○人が実家に来たり、幸○○○学が最寄り駅で本を配っていたので貰ったりと普通に生活していても宗教の影はそこかしこに現れた。そんなある時、ジャズピアニストをやっている親友のライブに向かう途中、ビラを持った親子と思われる女性二人に話しかけられた。

親子「○○教なんですけど、神を信じますか?」

道化「あ、私神何で」

片手を上げて速足で立ち去った。

 

今思うと母がミッションの学校を選んで受験させたから宗教に関するアンテナ(というのか分からん)が高くて、いわゆる新興宗教に入らずに済んでいる。かと言って伝統宗教がいいってわけじゃもちろんないけどね。どんな宗教であれ押し付けるのと他人に迷惑をかけるのはやめてくれって感じ。