El Diario Del Bufón Del Rey Lear

元リアの道化による独り言とか。

創作について、最近

何度か書いている創作の話。

最近ディアゴスティーニから発売された「ねこあつめ」のニードルフェルトからニードルフェルトをやっている。難しい。初めてまだ1週間とかだからそりゃそうだ。よく指に針を刺すしレシピ通りにならないのなんて当然のこと。思い起こせばビーズも最初は酷かったしこれから、かな?

で。
前に「水曜どうでしょう」の副音声でミスターこと鈴井貴之さんが言っていたんだけど、彼は「0を1にする能力はあるかもしれないけど1を10とか100にする能力は藤村さん(言うまでもなく藤村忠寿ディレクター)の方が上かもしれない」とのこと。これに私はひどく納得して、物を作るには0を1にする能力と、1を10とか100とか、あるいは一とか壱にする能力は別物なんだなと思った。ミスターのように0を1にする能力がある人は企画・立案を担当すればいい。藤村Dのように1を10とか100にする能力がある人は演出とか編集とか監督をすればいい。小説だったらミスタータイプが原作で藤村タイプがコミカライズとかそんな感じだろうか。ハンドメイドで言えばミスタータイプがレシピを作って藤村タイプが応用とかアレンジとか?

私は絵を描くことが非常に苦手だし自分で何か新しいものを生み出すことが苦手である。つまりミスターのように0を1にすることはできないのだけど、与えられたレシピの通りに作るとかアレンジを加えるのは割と好きなのでどちらかというと藤村タイプである。まあ1を10とか100にするというよりは1を1.5、せいぜい良くて2にするぐらいのことなんだけど。
そういう訳でニードルフェルトの場合はレシピ通りに作れるようになるのが関の山だろうしビーズアクセサリーだって自分で素晴らしい何かを作ることは多分無理。小説で言えば一次創作は苦手だけど二次創作なら好き(得意って言えるのかな……)だしね。料理も自分の創作料理は本当に不味いんだけど卵焼きをアレンジするのとか冷ややっこの美味しい食べ方を考えるのは好き。

伝説的なバラエティの首脳陣と比べるのはどうかと思うけど。なんとなくこれでいいんだなって最近思えるようになってきた。